<経済産業大臣指定伝統的工芸品>光沢のある絹糸「南風原花織」反物 着尺 詳細ページ
素材:絹100%(手染め、手織りの南風原花織)
安心と確かな品質として、本場で織られた南風原花織には「信頼の証」証紙が貼付されています。
この南風原花織の特徴として、光沢のある絹糸で織った、秋冬用の両面浮花織です。11月から3月頃まで着れる品となっています。

沖縄県南風原町(はえばるちょう)の「南風原花織」は経済産業大臣指定の伝統的工芸品として承認されており、花のように美しい図柄に立体感のあるクヮンクヮン花織・チップガサー・喜屋武八枚など、独特な名称や模様が存在します。
また、伝統的工芸品とは、工芸品の特長となる原材料や技術・技法の主要な部分が継承されており、それを維持しながらも、産業環境に適するように改良を加え、時代の需要にあった製品作りがされている工芸品のことを表しています。
生糸の精錬・染色から製織に至る細かな工程は20を超える南風原花織。多様な色彩と柄を持つ織物が完成するまでの、主要な手仕事を紹介します。


南風原町では、明治の頃から花織の技法を母から娘へ伝承した形跡があり、現在も改良されながら織り続けられています。また古老からの聞きとり調査で、明治後期に織られた花織手拭を出征する兵士へ贈り、持ち帰ったその手拭を大正初期に使用していたといいます。
その後、大正3年4月に南風原村立女子補修学校が設立され、たくさんの村内婦女子が花織、斜文織などを習得し、その技術は先代から伝わる花織の技法も手伝って、喜屋武八枚、照屋花織など独自の花織、浮織の技法を確立しました。
戦後は、生き残った人たちが貧困生活の中からあらゆる材料をかき集め、再び織物の生産に励みました。織物生産の技術が彼らを支えたのは言うまでもありません。
現在もその技術は受け継がれ、自分達の伝統的な技法と柄を守ろうと、意欲的な生産を続けています。
※工程作業の画像はイメージで、本商品を製織している画像ではありません。
※本品は手染め手織りの商品です。洗濯の際はクリーニング店のご利用をお勧めいたします。
※1点物の限定品となります。
南風原町で取り扱っているお礼品は、全て地場産品基準に適合しております。
特産品は月末締め集計後に発送するため、最長で約2ヶ月程お時間をいただいております。
また特産品によって準備ができ次第の発送もございますので、ご理解のほど宜しくお願いいたします。